帰宅困難者とは
大地震の発生や、東海地震の警戒宣言発令などで交通機関がまひすることで、自宅まで長距離(おおむね10キロ以上)歩かねばならなくなる、いわゆる「帰宅困難者」が発生すると予想されている。 東京都の直下地震被害想定では、371万人の帰宅困難者発生を見込んでいる。
徒歩での帰宅を目指す場合は、道路付近の危険物、落下物などに十分注意が必要。職場にスニーカーを常備し、自宅までの帰宅ルートをふだんから確認しておき、歩く訓練も重ねておくと有効。家族と会うまでに時間がかかることになるので、災害用伝言ダイヤルを使うなどして、安否確認の手段も考えておきたい。
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